非日常の体験をする、能の空間

日本の伝統芸能に触れてみたい、自分もやってみたいと思っている方はそれほど少なくはないと感じています。

能の稽古を受けられる場所は全国各地にあり、またお稽古のノウハウがしっかりしているジャンルの一つだと思います。

能のお稽古を趣味としている方はおじいさん、おばあさんが多いと思われがちなようですが、学生やサラリーマンの方、子供と一緒に習っているお母さん等年齢層が幅広いのです。

一口に「能の稽古」と言いましても、舞台で舞う「仕舞(しまい)」座ったまま謡う「謡(うたい)」笛や鼓など囃子(はやし)楽器…などなど。

「仕舞」と「謡」について

仕舞は実際に舞台上で舞、時に謡もすることがあります。

扇を使ったものが多いですが曲によっては太刀や薙刀などを使って舞うことも。

はじめは立ち上がり前に進むことから始まりましたが、実際に一曲仕上げながら徐々に身体を慣らしていく感覚で稽古が進んでいきました。

謡は座ってうたうだけです…が基本的に大きな声で、しかも普段しゃべるときとは違う発声方法をしますか、体幹を使いますし汗もかきます。

本を見ながら稽古は進んでいきますが、節などは読んでみてもよくわからないことが多いです。

先生が実際に目の前で歌ってくれるのをおうむ返しで真似して耳と体で覚えていきます。

どちらのお稽古も体力が必要なことではありませんが、自分の身体を使いますから普段使わない筋肉が鍛えられたり、また少しの運動をした後のようなスッキリとした気分になれます。

また、過去の言葉や動き、物語は普段なかなか触れられるものではありません。

その非日常体験があることは日々をワクワクさせる材料にもなると思います。

お稽古の方法は先生と一対一の個人稽古か団体稽古のどちらかになります。

またカルチャーセンターの講座の一つで能のお稽古があるところもあります。

稽古場は能舞台のある公共施設や個人宅、お寺の中や雑居ビルの中に能舞台を設けているところもあります。

多くのお稽古場で日頃の成果を披露する「発表会」があります。

人の前で舞うのは緊張しますが初舞台を終えると 他のお弟子さんからの一言がとても嬉しかったり、また他の方のやる曲を見ているのも楽しいものです。

目標を持ってお稽古が出来るのも良い刺激になります。

「身体で覚える」という感覚は説明できないものです。

とにかくやってみてください。

気になったら近くのお稽古場に連絡してみると、非日常の日常があなたの前にやってきてくれるはずです。

お稽古をする上で必ず必要なものが「白足袋」です。

能舞台に上がるにはこれを履いていないといけません。

仕舞をやる方はもちろん、謡の方も発表は能舞台の上です。

1,000円程度。

呉服屋さんで購入可能。

謡の方は「謡本」を。

謡の教本です約3,000円〜。

扇は流派によって形が違うので先生に聞いてみてください。

6,000円程度からでしょうか。

以上がお稽古で必ず必要になってくるものです。

余裕があれば、ボイスレコーダーなど、録音録画機材があればより良いでしょう。

発表会になれば、当然着物が必要です。

またどんな着物が良いかも稽古場によってって違いがあるので先生に聞いてみましょう。

私のところ場合は男性は黒紋付、女性は小紋であれば自由と言われたので祖母の着物で舞台に上がりました。

仕舞の方は袴が必須です。

決して安いものでないので、借りられる場合もあります。

それも一度先生や他のお弟子さんに聞いてみましょう。

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